インターネットが普及して、様々な場面で
ユーザーIDやパスワードを入力する必要が
出てきました。
あなたは、そんなユーザーIDとパスワードを
どんな風に管理していますか?
もう一々覚えていられないから、
みんな同じID・パスワードを設定しちゃってるという方が
殆どでしょうか。
でも、気を付けないとあなたのユーザーID・パスワードが
漏洩して、秘密にしておいたはずの情報が
いつの間にか漏洩しているかもしれませんヨ。
パスワードの複雑さ
そうはいっても、毎回パスワードを考えるのは結構大変です。
しかもパスワードに求められる複雑さって年々難しくなっていて、
簡単なパスワードだと、設定の段階ではねられて登録すら出来ません。
例えばマイクロソフトのサイトで推奨されている
パスワードポリシーは下記の様な感じです。
1. 8 文字の最低パスワード長を維持する (必ずしも長いほど良いというわけではない)
2. 文字の組み合わせ (複雑さ) に関する要件を廃止する
3. ユーザーアカウントの定期的なパスワード変更を強制しないようにする
4. わかりやすい一般的なパスワード使うことを禁止する
5. 業務アカウントのパスワードを社外他のアカウントに使いまわさないようユーザーを教育する
https://blogs.technet.microsoft.com/jpntsblog/2016/05/27/password-guidance/
ここでいう文字の組み合わせとしては、
英大文字 (A ~ Z)
英小文字 (a ~ z)
10 進数の数字 (0 ~ 9)
アルファベット以外の文字 (!、$、#、% など)
を3種類以上組み合わせることを推奨しています。
これだけ複雑なパスワードについて
サービスによって異なるパスワードを考えて使い分け
しかもどのサービスでどのパスワードを設定したかを
覚えておくなんてそもそも出来ません!
ということで、今回そんな方にお勧めするのが、
LastPassです。
LastPassはブラウザで利用するパスワード管理のツールです。
Internet ExplorerやChrome・Firefoxと言った
有名なブラウザ用に提供されています。
LastPassの基本的な機能は
1.いろいろなサイトで設定したユーザーID・パスワードを記憶してくれる
2.いろいろなサイトで記憶していたユーザーID・パスワードを自動的に記入してくれる
3.複雑なパスワードを生成してくれる
ということになります。
あなたの代わりにユーザーIDとパスワードを管理してくれます。
しかも個人で利用するには、無料で使えます。
LastPassの入手
下記をクリックしてLastPassの公式サイトを訪問します。
赤枠で囲った「LastPass Freeを入手」ボタンをクリックします。
例えばFirefoxを使っていると下記の様な画面が表示されます。
ここに書かれたステップに従って、Firefoxにソフトをインストールします。
Internet ExplorerやChromeなども同様のステップを経て、
インストールします。
LastPassが起動していると、右上の三つの点が並んだアイコンが赤字になります。
この状態で、ユーザーID・パスワードが必要なサイトに行った場合、
初回は自分でユーザーID・パスワードを入力します。
すると、二回目以降はLastPassが自動でユーザーID・パスワードを記入してくれます。