芯が折れないシャープペン


シャープペンシルを使っていると、つい力を入れすぎて
芯がポキポキ折れてしまうことってありますよね。

 

ついつい芯を折ってしまい、必要な時にシャーペンの芯がない
そんな経験もしていると思います。

 

そんなシャープペンシルの世界で最近芯が折れないを
うたい文句にしたシャープペンシルが登場して随分売れているようです。

 

芯の折れないシャープペンシル

芯の折れないシャープペンシルの第一号は2009年に発売された
プラチナ万年筆の「オ・レーヌ」だそうです。

 

しかし、2008年にその先駆けともいえるシャープペンシルが
三菱鉛筆から発売されています。

 

それが「クルトガ」です。

 

「クルトガ」は芯を回転させることで、常に字が太くならない様になっています。

 

その後Pentelから「オレンズ」、ゼブラから「デルガード」と言った商品が
次々に発売されていきます。

 

芯が折れないことで、シャーペンを持ち慣れず筆圧の掛け方が一定しない
小学生でも折れずに書けることもあり、これらの芯が折れないシャープペンシルは
文房具としては異例の大ヒットとなります。

 

実際に、芯の折れないシャープペンシルを使ってみると
本当に通常の使用ではまず芯が折れません。

 

これが100円で売られているシャープペンシルだと、結構簡単に芯が折れてしまいます。

特に芯を強化しているとかではなく普通の芯を使って、
折れることを心配しないで済むのは嬉しいです。

 

個人的には「オレンズ」を愛用していますが、普段使うには
どの商品も甲乙つけがたいというのが偽らざる感想です。

 

ただ、「クルトガ」は芯を折らないのではなく回転させてとがった状態を維持するため
慣れないうちは、使いずらく感じるかもしれません。

 

一日使っていれば慣れてしまうのですが、
構造的に芯が沈む感じがしますので慣れが必要だと思います。

 

それでも三菱鉛筆の豊富な種類のシャープペンシルで「クルトガ」の機構が
取り込まれているので、場面にあったシャープペンシルや愛着のある一本を
見つけることが出来れかもしれません。

 

しかもどのメーカーも実は毎年のように新しい機構を取り入れていたりしますので
文房具好きには堪らないことと思います。

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